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鳥取大学野上教授とコガネイが共同開発した新しい環状糖です。 一般的な環状糖“シクロデキストリン”とは構成糖が異なり、GlcNAcとなっています。 (シクロデキストリンの構成糖はGlc) ■新しいオリゴ糖「シクロカサオドリン」 コガネイMIRAI事業部は鳥取大学と共同で、液相電解自動合成装置を用いて、シクロデキストリンの構成糖であるグルコースをグルコサミンで置き換えた、新しい環状オリゴ糖の合成に成功しました。 今回合成した環状オリゴ糖は、鳥取大学の所在地である鳥取県東部に伝わる「因幡の傘踊り」のしゃんしゃん傘に形が似ていることから、「シクロカサオドリン」と名付けました。 今回、新たなプロセスとして電気化学的な酸化反応 (電解酸化) を組み込んだ合成プロセスePIC (Electrochemical Polyglycosylation-Isomerization-Cyclization Process:電気化学グリコシル化重合―異性化ー環化プロセス) を用い、環状グルコサミン合成の自動化を実現しました。 ■展望 環状グルコサミン「シクロカサオドリン」は、シクロデキストリンが持つ薬剤包接などの効果に加え、エタノールなどへの溶解度の改善、生体内での構造安定性の向上などの効果が期待されます。 今後の展開として、 ・ドラッグデリバリーやイメージングなどの生体内での分子送達 ・殺菌剤・殺虫剤 (酵素阻害剤としての機能を想定) ・シクロデキストリンの代替・機能向上 (安定性や包接能の違いを利用) などの用途を中心に、広く連携を募り用途開発を進めます。また、新たな構成糖 (例えば、ガラクトサミンやマンノサミンなど) による環状オリゴ糖の開発も推進します。
販売量
1mg
型番
Cyclokasaodorin🄬 α (1-4) 環状GlcNAc 6糖シリーズ
高純度オリゴ糖試薬 特殊オリゴ糖取扱企業
株式会社コガネイ MIRAI事業部商品画像 | 価格 (税抜) | 分子式 | MW | 販売量 |
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要見積もり | C48H78N6O30 | 1219.2 | 1mg |
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