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「JISZ2801:2012抗菌加工製品-抗菌性試験方法・抗菌効果」は、主に平面の試験片に対してよく用いる試験方法です。 抗菌加工試験片と無加工試験片で、菌の増殖度合いを比較します。ISO22196も同様の試験方法です。 ■試験方法 検体 (抗菌加工試験片・無加工試験片) に試験菌液 (1/500ニュートリエント培地を用いて調製) を滴下接種し、ポリエチレンフィルムを被せる。35℃、相対湿度90%以上で24時間培養する。 無加工試験片は接種直後と培養24時間後、抗菌加工試験片は培養24時間後に検体を洗い出す。洗い出し液の生菌数を測定し、検体の生菌数を算出する。 ※1検体あたり3枚の試験片について、試験を行います。 ※試験前の試験片の滅菌は、ご指示がない限り行っておりません。ご希望でしたら、その旨ご教示ください。 ※無加工試験片は、「抗菌加工試験片と同様の基材で、抗菌加工を施していないもの」を指します。 ※液体やウェットワイプを用いて何らかの処理をした試験片を抗菌加工試験片として用い、試験することも可能です。合成樹脂 (ポリプロピレン) 試験片、ガラス試験片、ステンレス試験片でしたら、弊社で準備が可能です。 ■試験菌種 ・Staphylococcusaureus (黄色ブドウ球菌) NBRC12732 ・Escherichiacoli (大腸菌) NBRC3972 ※JISZ2801に規定の菌種は上記2菌種です。試験の目的によって、試験菌種を規定から変更して実施することも可能です。 ※細菌に規定されている方法ですが、酵母での実施の要望も受け付けております。前培養や生菌数測定時の培養の条件を、酵母に適した条件に変更します。 ■検体の必要量 寸法 ・50±2mm四方 (厚さ10mm以内) 最低必要枚数 ・抗菌加工試験片:6枚 (1菌種あたり3枚) ・無加工試験片:12枚 (1菌種あたり6枚) ※可能でしたら、予備を含め、最低必要枚数の1.5~2倍量以上ご提供いただければ幸いです。 ※試験対象の面 (抗菌加工を施してある面、抗菌効果を期待する面) に指定がある場合は、試験お申し込み時または検体送付時にご教示ください。両面に抗菌加工が施されているなどの理由で、特に指定がない場合は、任意の面に試験菌液を接種し、試験を行います (指定がない場合もその旨が分かるよう、ご一報ください) 。 ■試験実施にあたって必要な情報 お見積りにあたっては、下記のような情報を頂ければスムーズです。 ・検体の種類数 ・無加工試験片に該当する検体の準備の有無 ・要求される成果物※ (和文報告書以外にあれば) ・試験菌種 (規定と異なる菌種で実施したい場合) ・試験片の作製方法 (液体やウェットワイプなどで処理をした試験片を用いて試験したい場合) ※特にご要望がなければ、和文のご報告書 (試験方法・試験結果 (試験成立条件の判定結果、培養後の生菌数、抗菌活性値) を記載、画像なし) のみとなります。 ■納期 3週間~ ※詳しくはお問い合わせください。 費用 お問い合わせください。
型番
抗菌試験 (JIS Z 2801)取扱企業
株式会社衛生微生物研究センター商品画像 | 価格 (税抜) | 調べる内容 | 主な検体 性状 |
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要見積もり | 検体による菌の増殖・発育抑制効果 (定量) | 平板状の試験片 |