■緑茶仕上加工機の大革命・抜篩、回し篩、風力選別機、静電選別機、切断機等、従来個別に設置していた機械を一体化し、1台の機械で仕上加工が行えるようになりました。
・無反動で高速度な抜篩等の採用により、従来の同じ処理能力の仕上ラインに比べて、設置スペースを約1/10に低減できます。
・完全密閉式のため、異物混入の心配がなく、低騒音です。
・御希望に応じた各工程の組合せが可能で、開店篩と頭、柳の切断機を内蔵したSP-1型、SP-1の前工程に並行篩を備えたSP-1D型の2機種をご用意しております。

■SP-1Dによる仕上工程・バケットエレベータで投入された荒茶は高速抜き篩によって本茶、柳、大頭に仕分けられ、本茶は直接真空唐箕へ送られます。
・柳は箱取り、又は切り替えによりSP-1へ送られます。
・大頭は大海、又は箱取りとします。
・SP-1の投入口から供給された柳 (荒茶) は特殊回転篩によって、細い茶と太い茶に分別され、細い茶葉は直ちに次の工程へ送られます。
・太い茶葉は更に後方に設けられた回転する切断網の中でカッターにより細かく切断され、網目を通過したものだけが細い茶葉、本茶と合流して真空唐箕に送られます。
・真空唐箕でドロ粉、ほこり等が除去された茶葉は下方の静電選別機 (電棒) を通過して棒を除去した後、回し篩に進みます。
・回し篩では粉茶と仕上茶に篩い分けられ、仕上茶は色彩選別機で精選され、粉茶と混ぜ合わされて製品となります。回し篩と静電選別機の順序を入れ替えた機種 (SP-1B) も選択できます。