株式会社沢平

■ 金属加工事業
一貫生産体制：切削加工（旋盤・M/C・ホブ加工）、研削研磨、アッセンブリ
長尺シャフト加工：長さ500 mm以上、形状により最大2 m対応
高精度切削加工：微細穴加工／偏芯加工による複合加工
難削材量産加工：SUS303・SUS310S・インコネル718・チタン
加工実績事例：スロットルシャフト、プランジャー・モーターシャフト、プラネタリーピン

■ コーティング事業
膜種ラインナップ：PTFE、セラミック、二硫化モリブデン、シリコーン、ポリイミド、PEEK
付与機能：耐摩耗性／耐食性／絶縁性／潤滑性／非粘着性
コーティング実績事例：医療用電極針部品、内視鏡用高周波メス、自動車プランジャー・バスバー・ワッシャー
品質管理体制：膜厚設計と検査による安定した表面改質

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■ 1960年代〜1970年代：創業と一貫生産体制の確立
1961年 3月　設立。茨城県日立市石名坂町にて金属加工事業を開始
1965年 6月　久慈鉄鋼団地へ切削部門を移転し、加工能力と品質管理体制を強化
1969年 6月　プレス部門を移転（現・株式会社大平製作所設立）
1973年 4月　組立工場を設立し、切削～研削～組立の一貫生産体制を推進

■ 1980年代：コーティング事業の開始
1980年10月　ボンデおよびフッ素樹脂コーティングラインを新設
1981年 5月　NC工場（有限会社沢平精密）を新設し、精密加工能力を強化
1989年 2月　フッ素樹脂コーティングラインを新設

■ 1990年代：多機能コーティングラインの拡充
1999年 3月　フッ素樹脂コーティングライン（リプレス）およびピストンコーティングラインを新設
1999年10月　塗装ロボットライン並びに絶縁コーティングラインを新設

■ 2000年代：産学官連携と国際認証取得
2000年 4月　(財)日立地区産業支援センター・茨城大学と産学官共同研究を開始
2000年 9月　化成処理工場を新設し、表面処理の一貫体制を完備
2002年 6月　ISO9001:2000認証取得 (JQA-QM8373)
2002年 7月　二硫化モリブデンコーティングラインを新設
2004年 6月　ISO14001:2004認証取得 (JQA-EM4155)
2008年 6月　ピストンコーティングラインを増設（第二ライン）

■ 2010年代：技術開発と専用設備の整備
2009年 4月　有限会社沢平精密を株式会社沢平内へ統合
2010年 4月　コーティング技術開発・セラミックコーティング取扱い開始
2012年 5月　極細線コーティング技術の特許出願
2013年 5月　極細線コーティング技術「SAWACOAT NEXT」の商標登録出願
2016年 6月　医療部品コーティング専用室を新設
2018年 6月　ISO9001:2015認証取得 (JQA-QM8373)
2018年 8月　車載向けセンサ部品用コーティングラインを新設

■ 2020年代：サステナビリティ経営と次世代体制
2019年 5月　新規自動車部品加工のため、本社工場を改築・新設化
2019年 6月　ISO9001認証機関をIntertek社に変更
2020年 6月　KES環境マネジメントシステムを取得
2020年 9月　澤入崇志が代表取締役社長に就任
2022年 4月　事業再構築補助金を採択
2022年 9月　本社工場本格稼働開始