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防水板のメーカー13社一覧や企業ランキングを掲載中!防水板関連企業の2025年3月注目ランキングは1位:有限会社エムアンドケイ、2位:株式会社オカムラ、3位:豊和工業株式会社となっています。 防水板の概要、用途、原理もチェック!
防水板とは、浸水の恐れがある場所に設置して止水を行うための防災用品・設備です。
集中豪雨や河川の氾濫による水害が予想される地域で、積極的に導入が進んでいます。様々な形状、大きさ、素材の製品があり、多様な建物・施設で利用されている防災用品です。止水板、防水壁などと呼ばれる場合もありますが、特に防水壁は高い洪水水位、広い防水幅に対応できます。
防水板について詳しく見る
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 有限会社エムアンドケイ |
23.5%
|
2 | 株式会社オカムラ |
17.6%
|
3 | 豊和工業株式会社 |
11.8%
|
4 | KTX株式会社 |
5.9%
|
5 | 日工マシナリー株式会社 |
5.9%
|
6 | 三和鋼業株式会社 |
5.9%
|
7 | 株式会社宇根鉄工所 |
5.9%
|
8 | 日本エフ・アール・ピー株式会社 |
5.9%
|
9 | 株式会社クマヒラ |
5.9%
|
10 | ニッカル商工株式会社 |
5.9%
|
業界別
🏗️ 建築・建設項目別
2 点の製品がみつかりました
2 点の製品
鈴木シャッター株式会社
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パネルをオクダケ、いざという時に、簡単設置で防水・止水対策 ■特徴 ・アルミ防水板パネルをレール内に3段置くだけの軽くて簡単セッテ...
2種類の品番
防水板とは、浸水の恐れがある場所に設置して止水を行うための防災用品・設備です。
集中豪雨や河川の氾濫による水害が予想される地域で、積極的に導入が進んでいます。様々な形状、大きさ、素材の製品があり、多様な建物・施設で利用されている防災用品です。止水板、防水壁などと呼ばれる場合もありますが、特に防水壁は高い洪水水位、広い防水幅に対応できます。
防水板は、主に水害が予想される地域で使用されます。集中豪雨や台風などによる浸水・冠水から建築物や地下施設を守ります。
主な使用場所は、
などです。人の安全を守るのは勿論、工場などにおいては製品在庫や高価な機械などを守るために使用されます。また、地下鉄や地下発電所・地下電源設備などのインフラを水害時にも稼働維持できるよう、インフラや公共性の高い施設でも積極的に導入が進んでいる防災用品です。住宅の入口に簡易的な防水板製品が用いられることもあります。
また、大規模な防水板・防水壁の中には、河川の氾濫の可能性が高い場所に設置されて水害を防いだり、港湾で⾼潮による海⽔の浸⼊を防ぐことに用いられる場合もあります。水害時に各種設備・施設や、個人の財産などを守ることが可能です。
土嚢は古くより浸水対策として使用されてきましたが、調達や設置は容易ではなく、高い水位にも対応できません。防水板は、パネル状やシャッター状、シート状などの形状をしており、簡単に設置することができます。設置される場所は洪水高さ、防水幅などによりいろいろな選択肢があります。
素材には、ステンレススチール、軽量アルミ合金、ガラスウォール、FRP、特殊合成ゴムシートなどがあります。FRP製は錆や腐食の心配がないという長所があり、シート状の素材は収納時のスペースが少なくて済むことが特徴ですが、経年劣化と言う製品寿命があり、又高い水位には対応できません。
防水板の止水性能の基準は、「漏水量」と呼ばれます。漏水量の単位は、主に L/(h・m2) が用いられます。これは、1時間に水圧面積あたりで漏水する水量を意味する値です。防水板の止水性能は、漏水量の大小によって評価することができます。
漏水量を評価する規格はいくつかあります。例えば、JIS A 4716規格は、漏水量によりWs-1~6の等級が定められている規格です。但し、JIS A 4716規格は浸水防止用設備建具型鋼製部材用で、シャッター型降下式とドア型スイング式のみを対象とした規格です。止水性が最も高いWs-6の等級では漏水量が1L/(h・m2) 以下と定められており、最も低いWs-1の等級では漏水量が50L/(h・m2) を超え200L/(h・m2) 以下であることが示されます。
脱着タイプ等の防水板、スライド式防水板は規定外で、相当という設定がありますが、設定浸水高さが1.0mの場合のみの相当等級です。起伏式の設定浸水高さは1.5mとなっています。漏水量は浸水高さにより水圧で大きく変わりますので、実際の想定される浸水高さで検討されることが望ましいと思われます。その他にも耐水圧性能、操作の容易性、開閉性能などの規定があります。
防水板には様々な形状の製品があります。大きな括りでは、平時より建物などに組み込んで常設するものと、非常時のみ収納場所から持ってきて設置するものとに分けることができます。下記は代表的なものの例です。
起伏式は、平時は防水板を床などに埋め込んでおき、水害が予想される場合に起こして使用します。手動と電動がありますが、浸水高さ、防水幅に制限があります。電動の場合、スイッチ一つで作動しますが、災害によっては電源喪失のリスクがあります。
スライド式は、引き戸のようにスライドさせて使うタイプの防水板です。平時は戸袋などに収納されており、浸水の危険が高まった場合に引き出します。間口の広い出入り口などに向いており、手動と電動がありますが、浸水高さ、防水幅に制限があります。
脱着式の防水板は、普段は倉庫などに保管しておき、必要な時に設置します。製品によって固定方法が異なり、支柱や床レールにパネルを差し込んで固定するものや、開口部に金具で固定するものなどがあります。連結したり2段重ねにするタイプと、多段式に積上げ、中間柱を建てて延長し広い防水幅をカバーするタイプがあります。多段式は要望される現場の洪水高さに合わせることができます。中間柱が取り付けられない現場では天井から支えるタイプや独立式柱で支えるものもあります。
止水シートや防水シートなどと呼ばれるシート式も、広義では防水板の一種に分類されることもあります。シート式の長所は、軽く、収納が手軽という点です。床下などに収納しておいて引き上げるものや、平時は別の場所に保管しておくものなど、いくつかの種類があります。但し、シートは設置しても経年劣化し使用できなくなる場合があります。