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OA用紙についての概要、用途、原理などをご説明します。また、OA用紙のメーカー30社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
OA用紙とは、オフィスオートメーション (OA) 機器で使用される紙のことです。
1970年代頃から、印刷機やファクシミリなどのOA機器の普及に伴い、使用されるようになりました。OA機器での使用の際に、紙詰まりや印字不良が起こりにくくするために、滑らかな表面を持つことが特徴です。
特に、高速印刷機やコピー機において、安定した印刷品質を確保するために、OA用紙の滑らかな表面と適切な水分含有量は重要な役割を果たします。一般的なOA用紙は、A4やB5といったサイズで、白色度が高く、坪量は64g/m²~70g/m²です。
OA用紙は、上質紙や中質紙と混同されることがありますが、それぞれ異なる種類の紙です。上質紙は、高品質なパルプを原料としており、滑らかで白色度が高い紙のことで、書籍やパンフレット、高級な印刷物に多く使用されます。中質紙は、上質紙よりもパルプの品質が低く、白色度も低い紙のことで、新聞や雑誌、チラシなどに使用されます。
OA用紙は、上質紙や中質紙よりも価格が安く、OA機器での使用に適した品質であることが特徴です。
OA用紙は、オフィスだけでなく、様々な分野で使用されています。
製造業での用途は、製品設計、製造工程管理、品質管理などです。CADで作成した設計図、部品リスト、作業指示書、検査記録など、多岐にわたる文書の作成にOA用紙が欠かせません。
建設業での用途は、建築図面、施工計画書、工程表、安全管理書類などです。大判の図面を印刷するために、A3やA2などの大型サイズのOA用紙も使用されます。
研究機関での用途は、実験データの記録や論文の作成などです。 実験で得られたデータをグラフや表にまとめたり、論文を印刷して学会に提出したりする際に、よく使用されます。
医療機関での用途は、患者のカルテ、検査結果、処方箋、診療明細書などです。個人情報保護の観点から、セキュリティ対策が施されたOA用紙を使用するケースも増えています。
そのほか、金融機関や教育機関でも用いられています。
参考文献
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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