エッジセンサーとは
エッジセンサーとは、対象物に光などを照射して端 (エッジ) の位置、隙間や幅を測定する機器のことです。
機器部品だけでなく、フィルム、シート、ガラスなどの透明なものでも正確に測定することができます。対象物が大きい場合は、複数のエッジセンサーを用いて測定します。
エッジセンサーの使用用途
主に対象物の端面測定と隙間や幅の測定の2種類の用途に使用されます。端面測定では、対象物の端を含めた一定範囲に光を照射します。対象物の端と測定範囲内の光軸などとの距離を検出することで測定します。隙間や幅の測定では、対象物に光を照射して幅や隙間を測定します。部品の外形や機器などに変形がないかを調べたり、プレスで打ち抜いた穴の径を確認したりできます。
エッジセンサーの原理
光の物理原理を利用しています。エッジセンサーは、光源、光源レンズ、受光レンズ、受光素子などで構成されます。光源レンズからの光を対象物に投光し、投光された光を受光素子で受光しています。対象物に光が当たると受光素子に入光する光の位置が変わります。この変化した量を測定することで、エッジなどの測定が可能になります。
参考文献
https://www.keyence.co.jp/ss/products/sensor/application_selecting/edge.jsp
https://www.sick.com/jp/ja/products-by-tasks/detecting/leading-edge-detection/array-sensors/c/g130174
https://www.optex-fa.jp/products/dsp_sensor/td1/
https://www.optex-fa.jp/products/photo_sensor/special/at20e_al20e_at20d/
https://www.keyence.co.jp/products/sensor/positioning/ig/applications/