自動車の展示会といえば、車好きが集まるモーターショーを思い浮かべる人が多いと思います。自動車の展示会でも、自動車部品に特化した展示会があることはご存じでしょうか。
そのような展示会には、自動車の部品や加工、試作に主に行っている企業が集まります。自社の技術を他企業に紹介できるだけでなく、他企業の技術を知ることができるチャンスです。ここでは、自動車部品に関する展示会を3つ紹介していきます。
1. オートモーティブワールド
オートモーティブワールドとは、クルマの電子化や軽量化、自動運転などの自動車の最新技術を一流の企業が多数出展する展示会です。東京展(9月と1月)、名古屋展、オンライン展の年4回も開催されています。
2018年1月17日に東京ビックサイトで「オートモーティブ ワールド2018」として初めて開幕しました。年々、出展者や来場者が増え続け、過去最多は1,100社にもなります。
自動車部品の展示会ですが、テクノロジーの展示会とも言われているため、海外からも注目されています。海外進出を目指している企業は、自社の製品をアピールする良い機会になるはずです。
公式サイト:オートモーティブワールド
2. 高機能化部品展
高機能化部品展は、「N-PLUS」という製品の高機能化や、ものづくりの高付加価値化を発信する複合展にある1つの展示会です。展示会では空飛ぶクルマや電気自動車、航空機・船舶、人工衛星に関する出展もされています。
そのため、展示会では電子部品ではトランジスタ、音響部品、電源が展示されており、機械部品ではネジや歯車、パッキンなどが展示されています。空飛ぶクルマや電気自動車に自社の製品を提供したい場合は、新規顧客を獲得するためにも出展を検討してみましょう。
公式サイト:N-PLUS
3. 人とくるまのテクノロジー展
人とくるまのテクノロジー展は「横浜のパシフィコ横浜」と、名古屋の「ポートメッセ名古屋」の2箇所で開催されている自動車部品の展示会です。近年ではオンラインでの開催もあり、多くの企業が注目しています。
自動車部品の設計者だけでなく、開発技術者や研究者、さらには大学や専門学校の教職員や学生などの幅広い来場者が参加します。幅広い来場者に自社の技術や製品をアピールしたい場合に、おすすめの展示会です。
公式サイト:人とくるまのテクノロジー展
自動車部品の技術を展示会でアピールするのが自社を大きくするカギ
今回は自動車部品の展示会を3つご紹介しました。どの展示会でも、これからの自動車メーカーを支えるために多くの最新技術が集う展示会です。
自動車部品の展示会に出展するということは、新しいビジネスを掴むチャンスでもあります。ぜひ、貴社の自動車部品を展示会でアピールしてみてはいかがでしょうか。