電工バケツ

電工バケツとは

電工バケツとは、電気工事で使う工具の運搬や保管をするためのバッグのことです。

形状(丸型・角型・楕円型)、生地(帆布・防水加工布)、機能(スプリング式で自立するもの・蓋つき)、サイズ(大・中・小)など様々な種類があり、用途によって使い分けることができます。

電気工事だけでなく、建築現場、園芸、農作業用品の収納の他、最近ではおしゃれなデザインのものもあり、釣りやレジャーなど使用場面は多岐に渡り持っていると大変便利なものです。

電工バケツの使用用途

主な用途としては工具の運搬・保管です。

外線工事などの高所作業では、軽量で丈夫な丸形の帆布製の電工バケツに碍子のような必要部材を入れて作業をしています。角型バケツなどは現場内の移動によく使われています。

また、折りたたみ式の電工バケツは、工具の運搬・保管以外にも簡易のゴミ箱としても利用されています。

防水加工されている電工バケツは、簡易の水の受け渡しもできるので、キャンプなどのレジャーや園芸作業において土・肥料の混合など多分野で使用されています。

電工バケツの選び方

使用用途・作業現場によって選ぶポイントが変わります。

  1. 高所作業
    電柱上や鉄塔の上などの高所作業ではフックの付いた丸型の帆布製の電工バケツがよく使われています。ロープを使って、高所作業車などに工具の受け渡しをしたりするため、破れる心配のない丈夫で軽量な帆布製の電工バケツが重宝されています。角型の電工バケツは、そこまでの強度がないため、工具の引き上げには使用しないでください。
  2. 建築現場
    建築現場での電気工事は、そこまで高所作業が多くないので、角型のツールバッグや折りたたむことができるポップアップバッグが使われています。
    現場は埃っぽく、バケツ内もすぐに埃まみれになりやすいため、蓋つきのものがおすすめです。
  3. ゴミ箱用として
    電工バケツは、工具などの収納、運搬用以外にも簡易ゴミ箱としても重宝されています。
    現場内で散乱しがちな細かなゴミもすぐに片付けられるため、効率よく作業を続けることができます。ジャンプ式や折りたたみ式の電工バケツがあると便利です。

用途・現場によって、複数の電工バケツを使い分けることにより、安全に効率よく作業することができます。

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