静電気試験とは
静電気試験は、ESD(Electro-Static Discharge)試験とも呼ばれます。
静電気が原因で発生する高電圧が、試験対象物である電子部品・半導体などに印加されても、破壊や誤動作が起こらないことを確認・評価する試験です。
静電気試験には、静電気発生モデルによって、人体から静電気が放電された場合を想定する人体モデル(HBM:Human Body Model)、機械から静電気が放電された場合を想定するマシンモデル(MM:Machine Model)、部品・半導体などのデバイス自身が帯電している場合を想定したデバイス帯電モデル(CDM:Charged Device Model)の3種類の方法があります。