低圧検電器

低圧検電器とは

低圧検電器

低圧検電器とは、検電器の中でもより低圧な回路の電圧を測定するための測定器のことです。

低圧検電器を調べたい部分に接触させることで電気が通っているか否かを確認することができます。調べたい回路の電圧の大きさによって使用する種類が異なります。

低圧検電器の使用用途

低圧検電器を使用する場所は、回路の中に比較的低圧な電圧が流れている場所です。

通常低圧検電器では、20V~1000V程度の電圧を測定でき、家庭内で使用されている製品などについては使用可能です。

しかし、電気回路には直流回路と交流回路があり、回路の違いによっても検電器を使い分ける必要があるため、不安な方は直流回路も交流回路も測定できる検電器を使用することが推奨されます。

低圧検電器の原理

低圧検電器を含んだ検電器はすべて、検電器を接触した場所に電気が通っているか否かを知らせます。知らせ方には3種類あり、光、ブザー音、両方で知らせてくれるものなどです。検知方法も検知部を接触させるものと非接触のものに分けられます。

しかしこれらの原理はどれも同じです。通常回路に電気が流れている場合は、その周辺の電界が流れていない時とは変化しています。そのため、検電器を近付けることによってこの電界の変化を感知し光や音で知らせてくれます。

低圧検電器の使い方

接触型の検電器はしっかりと検電器をもち、検知部の先端ではなく側面を電線に接触させます。また、電線が被覆されている場合はむき出しの電線よりも動作感度が悪くなるので十分に電線に接触させる必要があります。

これらは電気が通っていないことを確認しその後の作業を行うために使用することが多いですが、万が一感電の恐れもありますので濡れた手で使用しないなど注意が必要です。

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