SP包装

SP包装とは

SP包装

SP包装とは、アルミ箔あるいはセロファンに低密度ポリエチレンなどの熱可塑性高分子フィルムを重ねたラミネートフィルムで作られた包装形態です。内容物を封入した後は、フィルム同士を熱で溶かし、癒着させるヒートシール式で密閉します。SP包装は、別名ストリップ包装とも言われています。

SP包装は、防湿性、ガスバリア性、遮光性などに優れており、内容物を空気に晒すことなく保管することができます。基本は使い切りの量をパッキングし、使用後は廃棄するため衛生的な仕様です。

SP包装の使用用途

SP包装は、散剤や顆粒剤の分包品のパッキングに用いられています。特殊なフィルムでできた袋を用いるため、頓服薬等、携帯することを前提とした錠剤の一次包装に採用されています。

また、一次包装のままコンビニエンスストアやドラッグストアでの陳列される一般薬、遮光性を必要とする錠剤に適用されます。また、SP包装は中身が見える透明フィルムにも対応可能で、活用範囲が広い包装形態です。少量ずつパッキングしているため、携帯性に優れており日々の仕事や旅先に持っていくことが容易です。

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