電子タイマ

電子タイマとは

電子タイマー

電気機器を特定の時間にONし、特定の時間にOFFすることのできるタイマのことを電子タイマもしくはプログラムタイマと言い、結構昔からから使用されています。

一般的な電子タイマの場合、毎日同じ時間にONさせ、その後、同じ時間にOFFさせるような使い方をします。

製品の中にはON/OFFさせる時間の組み合わせを複数種類持っていて、例えば、月曜日は、AパターンのON/OFF時刻で制御し、火曜日はBパターンのON/OFF時刻で制御し、以降C,D,E・・・のパターンで、各曜日単位でいずれのプログラムを有効にするか選択するような使い方ができる電子タイマもあります。

電子タイマの使用用途

電子タイマは照明器具や家電機器などに使われます。

毎日同じ時刻に照明のイルミネーションを点灯させ、所定の時刻になったらOFFさせるとか、毎日同じ時刻に加湿器をONにして、例えば、決まった就寝時刻にOFFさせるといった使い方が想定されます。

以上の基本的な使い方に加え、最近では色んな付加機能が搭載された製品があります。例えば、明るさセンサーを備えていて、周囲が明るくなったらON、暗くなったらOFFといった使い方です。これは、夜間は使わないけど、昼間だけ稼働してほしいような場面において便利です。

また、屋外での利用を想定して防水型のものや、接続されている機器の使用電力量を表示してくれるタイプまであります。

価格は安いもので1,000円程度から中には1万円以上するものまであります。

電子タイマの原理

電子タイマには、商用電源AC100Vを入力するACコンセント(電源供給側)の差込口と制御対象の電気機器のACコンセント(電源取出し側)の差込口とが用意されています。

所定のON時刻になった場合、前述の電源供給側と電源取出し側を導通させることにより
接続された機器に電力を供給するというとてもシンプルな仕組みです。

許容電力が電子タイマの種類によって異なるため、この許容電力を超える電力の供給はできないため、電子タイマの許容電力を確認し、使用する機器が必要とする電力量がそれ以下であることを確認の上、使用する必要があります。

毎日、特定の時間にONし、特定の時間にOFFさせるといった単純な電子タイマの場合は、単純なロジック回路のみにより設計されることが多いです。

他方で、複数のプログラムを持ち、操作用の複数のプッシュボタンと液晶表示を持つような高機能型の電子タイマの場合は、ワンチップマイコンを搭載した設計がなされていることが多いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です