ローパーティションとは
ローパーティション (英: low partition) とは、天井には達しない簡易的なパーティションです。
パーティションは目的に応じて様々な高さのタイプがあります。天井に達したハイパーティションと天井に達したローパーティションの2種類に大別可能です。自立式やキャスター付きのローパーティションがあり、デスクに取り付けるタイプもあります。
1200mm前後のローパーティションは座ったときに目線が隠れします。デスク周りに設置する簡易的なタイプで、個人作業に集中できるパーソナルスペースを得るのに最適です。1600mm前後のローパーティションは立った際にわずかに見え隠れするようなサイズです。ミーティングスペースによく使われ、席を立ち上がるまで目立たず、立ち上がると周りを見渡しやすいです。1800mm前後のローパーティションは立った状態でも顔が隠れます。バックヤードや給湯室に採用され、顔が全て隠れるため気軽に個室に似たスペースが得られます。
ローパーティションの使用用途
ローパーティションの使用目的は以下の通りです。
1. アルミ
パーティションの需要が高い素材は主に2種類あり、アルミとスチールです。アルミ製のパーティションには1枚1枚の間仕切りの境目にアルミ製の柱があります。軽くて価格が低く、取り扱いが容易です。遮音性もほぼありません。
2. スチール
スチール製のパーティションは柱が見えません。目地がわずかに出ており、遮音性や防火性に優れ、高価格です。パネルの間にグラスウールを挟むことで遮音性を高めます。
3. ガラス
全面ガラス製のパーティションは外部から様子が見えるセミナールームやサーバールームに採用され、パーティションの一部分のみをガラス製にできます。
4. 様々なカラー
パーティションを数段階に分けてパネルの色を変更したり、シートをパーティションに張ると高級感を演出できます。