シール印刷

監修:ウメモト株式会社

シール印刷とは

シール印刷とは、粘着剤が塗布された材質に印刷・加工することで作られる技術・サービスの総称です。

実現したいイメージをもとに、粘着対象物に応じて適切な材質や印刷方式を選定し、デザイン制作から印刷、加工までを一貫して対応するところもあります。します。 近年では、製版を伴う機械印刷に加え、デジタル印刷技術を採用する工場が増えており、少量多品種や短納期対応が可能です。 さらに、印刷現場での立会い印刷を請け負うケースも多く、仕上がりを確認し細かく調整しながら、最適なオリジナル製品を提供することができます。

使用されるシールの素材は、大きく紙とフィルムに分けられます。
紙素材の代表例 :上質紙・アート紙・ミラーコート紙・和紙・クラフト紙・ホイル紙など
フィルム素材の代表例 :ユポ・ネーマー・PET・PVCなど
用途に応じて、耐水性・耐油性・耐候性・透明性・強度などの特性を考慮し、適切な素材を選択することが重要です。

また、接着剤(糊)の種類も重要な要素で、通常糊・強粘着糊・再剥離糊・冷蔵・冷凍対応糊・耐水糊 など、食品用、工業用向けといった用途に適した選択が求められます。

シール印刷の使用用途

シール印刷は、多岐にわたる分野で利用され、用途によって適した素材や加工が異なります。

1. 製品ラベル・パッケージ用シール

製品ラベルは、食品、飲料、化粧品、医薬品、日用品、電子機器 などに貼付され、商品情報やブランドの視認性を向上させます。
食品・飲料向けシール :冷凍・冷蔵対応の耐水性素材や、成分表示用の高精細印刷が求められます。

化粧品・医薬品向けシール :耐水・耐油加工が施された素材(PET・PPなど)や法規制に対応した印刷、法対応のためGS1コードやバーコードの高精細が求められます。
工業・物流用シール :耐油・耐熱・耐候性のある特殊素材が求められる場合があります。またバーコード・QRコードを印刷し、在庫管理・トレーサビリティに活用されます。
ラベルの形状は、四角形・円形・角丸・変形カット など、デザインに応じたカット加工が可能です。

2. 販促シール

商業店舗において、シール印刷は売上アップに貢献することを目的として、様々な用途で利用されています。顧客の目を引くPOP用のシールや値札シール、ノベルティシールなどに使われます。主に販促や製品装飾などを目的とする用途が中心です。キャンペーン・プロモーション用シール としてQRコードを印刷し、デジタルマーケティングと連携させる活用方法も増えています。

3. 識別ラベル・業務用シール

ビジネスや工場で使用されるシールには、識別・管理・注意喚起 などの役割があります。
事務・物流用ラベル :社名シール、バーコードシール、QRコード付きラベルなど、識別や管理用途で活用されます。
工場・機械用シール :設備管理や安全標識に用いられ、耐候性・耐薬品性に優れた素材が必要とされます。
自動車・工具管理用シール :高耐久のフィルム素材や、剥がれにくい強粘着タイプが多用されます。

本記事はシール印刷を提供するウメモト株式会社様に監修を頂きました。

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