チューニングダイオード

チューニングダイオードとは

チューニングダイオードとは、電圧に応じて静電容量が変化するダイオードです。

一般的に高周波回路で使用され、ラジオ、テレビ、携帯電話などの通信機器に広く採用されています。動作原理は、PN接合に電圧をかけることで空乏層の幅が変化し、それによって静電容量が変化することにあります。電圧を上げると空乏層が広がり、静電容量は小さくなり、逆に電圧を下げると空乏層は狭まり、静電容量は増加します。

チューニングダイオードは、ラジオ、テレビ、携帯電話、無線LAN、電子レンジなどの様々な電子機器で利用されています。特徴として、チューニングダイオードは小型・軽量でありながら高い精度を持ち、低コストで製造されるという点が挙げられます。また、高い信頼性も持っています。