赤外線イメージャーとは
赤外線イメージャーとは、赤外線領域の光を検出し、それを画像に変換する装置です。
通常のカメラが可視光領域の光を捉えるのに対し、赤外線イメージャーは人間の目には見えない赤外線を検知します。これにより、暗闇や悪天候下でも物体や環境を観測することができます。夜間や低照度下での監視や警備、建物や設備の保守点検、医療診断などで使われています。
赤外線イメージャーの仕組みは、赤外線を検出して電気信号に変換し、それを画像化することです。主な検出素子には熱センサーや半導体素子が用いられています。これらの素子は赤外線を受けると温度の変化や光の吸収率の変化などを検知し、それを電気信号に変換し、画像として表示します。