トランスインピーダンスアンプ

トランスインピーダンスアンプとは

トランスインピーダンスアンプとは、電流を入力し電圧を出力するアンプです。

動作原理は、入力電流がトランスのコイルに流れ、トランスの磁束変化により出力トランスのコイルに電圧が発生するというものです。また、トランスを使用し、入力側のトランスの高い抵抗値と出力側の低い抵抗値によって変換が行われます。

このアンプは光検出器の電流を電圧に変換し、高感度な電流検出や高速に電圧を変換するのに利用されます。特徴は高い入力抵抗と低い出力抵抗、そして高速な電圧の変換が可能な点です。なお、利用時には、トランスの巻き数比を調整して抵抗値を調整し、磁束飽和を避けるために入力電流の最大値に気を付ける必要があります。