木ハンマー

木ハンマーとは

木ハンマーとは、材質が木材からできたハンマーのことをいいます。金属製のハンマーと違い、軽量なのが特徴です。また、木材なので、叩いた相手をキズつけることが、ほとんどありません。

微細な位置調整などをするときに、軽く叩くときには、非常に重宝します。大きさは、小さいものは片手で扱えますが、大きなものは両手じゃないと、持てないほど重いものもあります。対象物に大きな衝撃を与えたいときは、重量のあるものを扱う必要があります。

木ハンマーの使い方

基本的な使い方は、一般的なハンマーと同じです。衝撃を与えたい対象物に、打ち付けて使います。対象物をキズつける心配はあまりありませんが、衝撃力は十分にあります。手に当たると大けがをする可能性があります。

ハンマーを打ち付ける時は、ハンマーから目を離さず、しっかりと狙いを定めてください。また、対象をキズつけにくいとはいっても、対象物が柔らかければ、その分だけ変形やキズがつきやすいです。打ち付ける時は、どの程度の力で打ち付けるかを検討することが重要になります。

木ハンマーの選び方

木ハンマーは、種類によって違いのあるものは少ないですが、いくつかの違いを紹介します。

  • ヘッド形状
    木ハンマーの大半は、ヘッド部分が円筒状になっています。しかし、なかには四角柱になったタイプのハンマーもあります。
  • 鉄心入り
    ハンマーヘッドの内部に、鉄心を入れたタイプのハンマーです。大きさは同じでも、鉄の分だけ重量が増すので、より大きな衝撃力を与えることができます。対象物をキズつけずに変形させたり、木材の解体などに適しています。
  • 鉄プレート付き
    ヘッド部の片方に鉄プレートを取り付けたハンマーです。木ハンマーと鉄ハンマーの機能を持った、便利なハンマーです。解体作業はもちろんのこと、鉄プレートで釘や杭打ちなどをすることができます。
  • 小細工槌
    小さなヘッドを取り付けたハンマーです。その名の通り、細かな作業に適しています。小さなものであれば、解体などにも使えますが、衝撃力はあまりでません。

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