トランスインピーダンスアンプ

トランスインピーダンスアンプとは

トランスインピーダンスアンプとは、電流を入力し電圧を出力するアンプです。

動作原理は、入力電流がトランスのコイルに流れ、トランスの磁束変化により出力トランスのコイルに電圧が発生するというものです。また、トランスを使用し、入力側のトランスの高い抵抗値と出力側の低い抵抗値によって変換が行われます。

このアンプは光検出器の電流を電圧に変換し、高感度な電流検出や高速に電圧を変換するのに利用されます。特徴は高い入力抵抗と低い出力抵抗、そして高速な電圧の変換が可能な点です。なお、利用時には、トランスの巻き数比を調整して抵抗値を調整し、磁束飽和を避けるために入力電流の最大値に気を付ける必要があります。

フードプロセッサー

フードプロセッサーとは

フードプロセッサー (英: food processor) とは、食品の下ごしらえを簡単におこなう装置です。

食品を切る・すりおろす・混ぜるなどが、1つの装置で対応できます。フードプロセッサーには複数の湾曲した刃がついています。刃が高速回転することで、食品の切断、均等に混ぜる動作を行う仕組みです。すりおろし作業は、刃をおろし金に交換する必要があります。

フードプロセッサーは人手で行うよりも時間を短縮できるため、作業効率が大幅に向上する装置です。食品の下ごしらえだけでなく、離乳食や介護食作りにも使用されています。

マイターソー

マイターソーとは

マイターソー (英: Miter saw) とは、据え置き式の電動丸のこです。

スタンドとアームがついており、精密に木材を切断できます。マイターソーは、丸形状のノコギリが上下する切断加工しかできません。しかし、左右にブレることがないため、高精度な切断加工が可能です。

角度や傾斜をつけるなど応用が効くので、木材を使用する現場で活用されています。また、丸のこ周囲にはカバーがついているなど安全に配慮しており、個人でも使いこなせる装置です。なお、一般的に8〜12インチのブレードに対応できます。

テープメジャー

テープメジャーとは

テープメジャーとは、本体、ロック機構、目盛で構成され、長さを測定する工具です。

洋裁、DIY、建築、工場などで広く使用されており、コンベックスメジャーとスプリングメジャーの2つの主要なタイプが存在します。コンベックスメジャーは曲面や狭い場所でも測定が容易であり、洋裁やDIYに適しています。一方、スプリングメジャーは収納性が高く、持ち運びに便利なため、建築や工場などで利用されます。

また、テープメジャーを使用する際の注意点は、正確な測定のために目盛を正しく読み取り、テープが伸びすぎないように気をつけることです。また、汚れたテープは正確な測定を妨げる可能性があるため、清潔に保つことも重要です。

CNC加工

CNC加工とは

CNC  (英: Computer Numerical Control) 加工とは、コンピュータ数値制御により加工する方法です。

工作機械の工具の移動速度・移動量を数値で管理することで、同じ形状・精度の製品の加工ができます。以前は汎用工作機械で、人手のコツや勘を頼りに加工していました。

しかし、CNC制御の工作機械を使うことで、誰でも簡単に同品質の部品加工が可能となりました。現在はCAD・CAMで製品設計からCNCプログラム製作、加工まで一気通貫の作業を行い、短時間で高品質な製品を量産しています。

チェストフリーザー

チェストフリーザーとは

チェストフリーザーとは、-20℃以下の温度で、冷凍食品を保存・保管する上開きタイプの冷凍庫です。

チェストには、蓋付きの箱という意味があり、扉が本体の上部にあることで、冷気が逃げにくく、冷たい温度を保つことができます。上開きタイプの冷凍庫には、開口部が広いことにより、庫内の隅まで手が届きやすく掃除がしやすい、大きな食材でも収納が簡単である、無駄なく食材を入れることができるなどといったメリットが挙げられます。

前開きタイプ、スライドドアタイプの冷凍庫より、小型から大型までサイズが豊富にあり、飲食店などで業務用として使用されるほか、近年では、一般家庭でもセカンド冷凍庫として使用されています。

改札

改札とは

改札とは、鉄道などの駅において切符の有効性の確認や取り集めに用いられる機械のことです。

都市の大きい駅では、多くの場合自動改札機が導入されています。自動改札機は切符の情報を読み取り有効性の確認をするほか、非接触型ICカードとの通信を行い乗車区間の記録や料金の引き去りができます。

自動改札機はローラー、パンチ機、磁気処理のための機構などを内部に備えています。切符を投入するとローラーで磁気処理部に運び切符裏面の磁気情報 (乗車区間、有効期間など) を読み取って有効性を判断し、有効であればパンチ機で穴を開けて返すとともに扉を開ける仕組みになっています。

電源タップ

電源タップとは

電源タップは、一つの電源コンセントから複数または離れた位置にある電気機器に電力を供給するためのツールです。

通常複数の差し込み口を備え、同時に使える電気機器を増やす目的で使われます。2方向・3方向に分配するコーナータップやトリプルタップ、延長コード付きのものなどさまざまな形状のものがあり、差し込み口が3極タイプになっているものもあります。

また、スイッチがついていてタップ全体もしくは差し込み口一つ一つの通電をコントロールできるスイッチ付きタップ、バリスタを内蔵しており電源やアースのラインから流れ込む雷サージを吸収する雷サージ対応タップなど便利な機能がついたものも存在します。

熱電対

熱電対とは

熱電対とは、種類の異なる2つの金属導体からなる温度センサーのことです。

先端に2種の金属導体線がついており、線の一端同士を接触させて閉回路を作ることでゼーベック効果による電圧から温度を計測します。ゼーベック効果とは導体に温度差を与えるとゼーベック係数と呼ばれる係数を比例係数として電圧が生じる現象で、現れる電圧は金属の種類と温度差にのみ依存します。熱電対は応答性が早く、極めて幅広い範囲の温度を測定可能であるというメリットがあります。

融点の高い貴金属を用いた貴金属電子対と貴金属を用いない卑金属熱電対があり、金属導体として何を用いるかにより測定温度の範囲が異なります。

ロースター

ロースターとは

ロースターとは、肉や魚などの食品を炙り焼きにするための調理道具です。

オーブンは固体とその周りを流れる流体との温度差によってまんべんなく熱を加える対流熱伝達ですが、ロースターは赤外線を放射しそれが物体に当たったときに熱を生じる輻射熱による加熱方法をとります。

加熱部に脂や水分が落ちないような構造になっているものが多く、煙が少ないのが特徴です。食品工場では大型のものが使われ、ベルトコンベアーで投入口から取り出し口まで運ばれるほか、庫内の温度や酸素濃度などを調整できるものもあります。酸素濃度の調整は焼き時間の短縮などに役立ち、短い時間で加熱処理を終わらせることで食感の向上などが期待できます。