工場IoT向けの展示会には大きく分けて「業界総合型」と「業界特化型」の2タイプがあります。「業界総合型」はスマート工場EXPOとものづくりAI/IoT展、「業界特化型」はスマートファクトリーJapanが有名な展示会です。今回の記事では、それぞれの展示会について解説します。
1. スマート工場EXPO
スマート工場EXPOはIoT関連機器やAI関連機器、見える化に関連する製品など、製造業DXを実現させる技術を集結させた展示会です。主に工場の生産や製造に関わる担当者や情報システム部門の担当者が来場されることが予想されます。
また、展示会中には製品・技術セミナーも開催され、自社の技術力、製品力のアピールの場としても活用可能です。最新技術に関心のある部署の担当者が多数来場するので、開発製品のお披露目や技術セミナーを開催して市場の反応を見ることができます。
公式サイト:スマート工場EXPO
2. ものづくりAI/IoT展
ものづくりAI/IoT展は、「日本ものづくりワールド」の一つで、世界最大級の展示会イベントです。IoTプラットフォームやAIソリューションに関する機器などが多く出展され、製造業向けのIoT・AIソリューション企業の製品が展示されます。
生産工程の自動化に関心の高い企業と担当部署の方々が来場されるので、IoT/AIに関する機器への関心が高く、引き合いが増えることも見込めます。
公式サイト:ものづくりAI/IoT展
3. スマートファクトリーJapan
スマートファクトリーJapanは、製造現場DX を推進するための技術とシステムが揃う展示会です。主に低価格で導入できて、すぐに取り入れやすいIoT機器や人工知能システムのサービスに関する製品を展示している企業が多く出展しています。
リアル展示会・オンライン展示会の両方を開催していて、オンライン展示会ではリアル展示会に来場できない担当者までリーチできます。一方で、リアル展示会で実機をPRして、実際の使い勝手を確認してもらうことも可能です。リアル・オンライン双方のメリットを活かして、自社をPRできる点がメリットといえます。
公式サイト:スマートファクトリー Japan 2022
展示会に出展して自社の製品をPRしよう
今回の記事では、工場IoT向けの展示会の特徴と出展メリットを解説しました。それぞれの展示会に特徴があるので、ぜひ今回の記事を出展する際の参考にしてみてください。