体組成計

体組成計とは

体組成計とは、体重や体脂肪率、内臓脂肪レベルなど体組成を測定する機器です。

体組成計には、両手両足測定タイプと両足測定タイプの2種類があります。両手両足測定タイプは両手と両足を結んで全身に微弱電流を流して測定するタイプの体組成計です。測定する際は表示部と一体化したグリップを手で持ち、胸の高さまで引っ張り上げます。体型の違いや体内水分の日内変動による影響を受けにくい上に、全身と両腕・両脚・体幹などの部位別の体組成も測定できます。両足測定タイプは体組成計に乗るだけで測定できるタイプの体組成計です。測定は簡単ですが、両手両足測定タイプとは異なり体内水分の日内変動の影響を受けやすいため、できる限り毎日同じ時間で測定する必要があります。データはダイエットやトレーニングなど色々な場面で生かすことができます。

体組成計の使用用途

体組成計は以下の用途で使われています。

1. 健康的なダイエットの管理

体組成計を毎日使い、体重や筋肉量などの推移を確認することで、単に体重を減らすだけではなく、筋肉を増やして体脂肪を落とす健康的なダイエットができているかどうかの確認が可能です。ダイエットが健康的であるかを確認し、状態を維持することで、身体や日常生活に良い影響を与えることができます。

2. ダイエットやトレーニングのモチベーション維持

体重や筋肉量などの推移の確認は、ダイエットやトレーニングのモチベーションの向上と維持にも繋がります。体重が減っていたり筋肉量が上がっていた場合には、行動によって結果が出たことを確認することができます。一方で体重が増えていたり筋肉量が減っていた場合も改善すべき点を見直すことに繋げることができ、具体な目標や行動計画を立てながらモチベーションを維持することが容易になります。

3. 栄養指導やリハビリテーション

体組成計は、ダイエットやトレーニング以外にも栄養指導やリハビリテーションでも使われています。体脂肪量や筋肉量、体水分量、基礎代謝量などの計測により、健康状態やトレーニングの効果を把握でき、栄養指導やリハビリテーションの計画の策定に活用できます。