シフトレジスタ

シフトレジスタとは

シフトレジスタとは、複数のデータビットを格納し、これらのビットを順次移動(シフト)するデバイスです。

データの並び替えや、シフト演算(データを左右にずらす操作)などに広く利用されています。例えば、データを一時的に保存してから再び出力する場合や、データの並びを変更したい場合に役立ちます。また、他の回路や機器との間でデータを転送するためのインターフェースとしても使用されています。例えば、コンピュータのCPUとメモリの間でデータをやり取りする際に利用されています。

シフトレジスタにはさまざまな種類があり、最も一般的なのは「直列入力・直列出力」(SISO)型です。これは、1つのビットが時系列的に入力され、同じように時系列的に出力される構造となっています。