スプールバルブ

スプールバルブとは

スプールバルブとは、流体制御のために使われる糸巻きのような形をした弁です。

流体制御や流体パイプラインで使われ、流体の通り道を変更したり、流れを制御したりする役割を果たしています。通常、円筒状のバルブ本体の内部で回転する糸巻きのようなコマが動くことで、流体を制御しています。

スプールバルブは、ショベルカーやブルドーザーといった建設機械などの油圧システムで使われ、油圧流体の方向や圧力を制御しています。また、工業機械や製造ラインの空気圧システム、自動車のブレーキや変速機などの油圧制御、化学プラントや製造プラントにおける液体や気体の流れを制御するためにも使われています。