ロータリーフライス

ロータリーフライスとは

ロータリーフライスとは、円形のテーブル上で被切削物を回転させながら、フライスと呼ばれる刃物で切削を行う工作機械です。

被切削物を回転させることで切削面の平面度や平行度を向上させ、円形の溝や孔などの加工に適しています。なお、量産に適した加工が可能であり、自動車部品や機械部品、金属製品、木製品などの製造に幅広く使用されています。ロータリーフライスの主な構造は、主軸、テーブル、主軸台、テーブル台、送り装置などから成ります。また、操作はまず被切削物の取り付け、次にフライスの取り付け、送り装置を調整し、切削するという手順を踏む必要があります。

安全に使用するため、被切削物の固定、フライスの回転前に送り装置の動作を確認、フライス回転中の安全な距離を確保することが挙げられます。