セーバーソー

セーバーソーとはセーバーソー

セーバーソー(レシプロソー)は、片手で持つことができる大きさで、主に配管、木材、薄い鋼板を切断するための電動工具です。ノコギリと同じような切断が、効率的に行うことができます。

セーバーソーは、替刃(ブレード)を本体に取り付けて使います。ブレードは、往復運動によって、対象物を切断します。専用の刃に交換すれば、ステンレス、ALCなど、様々なものの切断が可能です。

セーバーソーの切断面は、粗いので、精密なカットには向きません。

セーバーソーの使い方

セーバーソー(レシプロソー)のブレードは、切断する対象物にあわせて交換します。ブレードは、本体先端のスリーブを緩め、ブレードを奥まで差し込み、取り付けます。

セーバーソーは、本体先端にあるシューという部位を対象物に押し当てて使います。ブレードは、対象物に軽く接触させ低速で動かします。ブレードの位置が決まったら高速にしていきます。

セーバーソーの使用時は、以下について注意が必要です。

  • ブレードの取り付け、取り外し時は、必ずスイッチ、電源を切る必要があります。
  • シューを対象物から離すことは、反動によってブレードが破損する原因となります。

セーバーソーの選び方

セーバーソー(レシプロソー)の選び方のポイントは、切断能力と使用環境について検討することです。

セーバーソーの切断能力は、切断できる最大の寸法で表されます。また寸法は、パイプ、木材、軟鋼板といった材質・材料ごとに表されています。既存のセーバーソーは、パイプの切断能力が25~350mmまで対応したものがあります。予定している対象物の大きさに合わせて、選ぶのが良いでしょう。

使用環境は、セーバーソーの電源を検討する際に重要なポイントです。セーバーソーには、「充電式」と「AC電源式」があります。

充電式は、使用場所が制限されず、コードの取り回しが作業の邪魔になりません。

AC電源式は、使用場所が制限されますが、電源を心配せず作業できます。切断能力が175mmより大きい場合は、充電式がないためAC電源式を選ぶことになります。

ブレードは、対象物にあったものを使用します。それにより、切断の効率が向上し、刃が破損しにくくなります。

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