シャフトブラケット

シャフトブラケットとは

シャフトブラケット(英語:Shaft Bracket)は、駆動シャフトや軸に関わる部品などの取り付けや固定・保持のために使用される部品の名称です。

機械の組み立て後や改造を行う場合に、またメンテナンスの際にセンサーやその他部品を、駆動シャフトや軸に取り付けする場合に使用します。

シャフトブラケット自体が2分割で分解できるセパレート構造のため、駆動シャフトや軸が既に機械に組み込まれた状態のままでも、取り付けることが可能です。

シャフトブラケットの使用用途

シャフトブラケットは、それ自体で何か機能するものではなく、前述したように駆動シャフトや軸にセンサーなどの部品を取り付けるための部品です。

シャフトブラケットにより取り付けたい部品を、駆動シャフトや軸に固定させるために使用します。

シャフトブラケットで部品を挟み込んで使用し、またシャフトブラケットの取り付け穴に部品をボルト等で取り付けて使用します。

駆動シャフトと軸の形状により、丸シャフト(軸)用と角シャフト(軸)用があります。

シャフトブラケットの原理

シャフトブラケットの原理はいたってシンプルで、駆動シャフトや軸にはめ込み、2分割されたブラケット同士をボルトで締め付け一体化させ取り付けます。

取り付けられたシャフトブラケットに、ドグ(円盤状のプレートで切り欠きなどが加工されている)をシャフトブラケットの取り付け穴にボルトで取り付け、リミットスイッチやセンサーにより回転数検知や停止位置を設定するため使用したりします。

また、シャフトブラケット2分割の一方がフランジ形状になっており、駆動シャフトや軸を他部品の平面部分に保持させたりする場合に使用します。

角シャフト(軸)用は、駆動シャフトや軸の固定、センサブラケットの取り付けなどに使用します。

シャフトブラケットの材質は、冷間圧延鋼板 SP2Cやステンレス鋼 SUS304 などが使用され、2分割を一体化させ結合するためのボルトは、クロムモリブデン鋼 SCM435やステンレス鋼 SUS304 などが使用されています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です