オールプラグとは
オールプラグとは、打ち込み式のビスのことです。
母材に下穴をあけ、プラグを差し込んで使用します。プラグのビス部分をハンマーなどで打ち込むだけで容易にビスの固定できます。ブロック、コンクリート、中空壁など様々な母材への取り付けが可能です。また、ドライバーなどで手軽に取り外すことができます。
オールプラグの使用用途
母材にビスを設置するために使用します。硬い材質に対しても固着するため、コンクリートなどに使用されます。他にも中空壁やALCなど様々な母材に用いることができます。笠木や内装下地材の取り付け、配線や配管のサドル取り付け、照明器具の取り付けなど用途は多岐に渡ります。
オールプラグの構造
ナイロンなどでできた筒部分と金属製のビスで構成されています。ビスとは鋭く尖った先端を持ち、ねじ溝が螺旋状に切ってある部品のことです。使用する際はドリルで母材に下穴をあけて粉塵など清掃します。奥までしっかりオールプラグを挿入した後、母材から飛び出ているビス部分をハンマーなどで打ち込みます。ビスに押され筒部分が広がることで、母材とビスの隙間が埋まり固着します。
コンクリートなどは、ビスを打ち込むと母材じたいが崩れたり、もろくなったりして固着しにくくなります。ビスと一緒に筒部分を打ち込むことで、母材に対する接地面積をひろげ固定しやすくしています。
参考文献
https://www.monotaro.com/g/00322183/
https://www.monotaro.com/g/00433932/
https://www.monotaro.com/g/01405394/
https://www.homemaking.jp/products/detail.php?product_id=154760