日立製作所の不祥事・不正一覧

2018年の不正・不祥事

元役員と元社員の不正競争防止法違反(外国人への贈収賄)容疑

概要

  • タイ王国の火力発電所建設の中で、海上輸送された建設資材を桟橋に荷揚げする際に、桟橋の利用許認可手続きを適切に実施していなかったため、桟橋が封鎖される事態となった。
  • 火力発電所の建設遅延にもつながり多額の損害が見込まれたことから、トラブルを早期に解決するために、地元港湾当局の公務員2000万バーツを支払った。
  • 2000万バーツは同国の建設業者へ架空工事を追加発注することで捻出された。

会社の公式リリース(日時: 2018年7月20日)

2014年の不正・不祥事

国立国会図書館の内部情報の不正取得

概要

  • 国立国会図書館は日立製作所へネットワークシステムの保守・運用業務を委託していたが、管理者となった日立社員が国立国会図書館の業務システムに侵入し、内部情報を不正に閲覧・取得していた。
  • 取得した情報には国立国会図書館の発注関連書類や他社の提案書などが含まれていた。さらに、日立製作所のビジネス拡大のために、他の日立社員にも情報が共有・利用されていた。

会社の公式リリース(日時: 2014年6月20日)

2008年の不正・不祥事

東京消防庁から修理交換依頼されたハードディスクドライブの不正流出

概要

  • 東京消防庁が日立製作所に修理交換依頼を出し、廃棄処分となったビジネスPCのハードディスクドライブの一部が中古品量販店で販売されていることが発覚した。
  • 流出したハードディスクドライブには東京消防庁の職員など2500人分の個人情報のデータが残されたままであった。

会社の公式リリース(日時: 2008年1月18日)

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