カーオーディオ

カーオーディオとは

カーオーディオ

カーオーディオとは、自動車内に備え付けられたオーディオ装置のことです。

カーオーディオはオーディオ機能のみ備わった機種と、カーナビ機能も利用できる機種の2種類があります。最近ではSD カードやBluetooth 、Wi-Fi を通て音源を流すことも可能です。カーオーディオは以下の3つと、それぞれをつなぐケーブルから構成されています

  • ヘッドユニット
  • プロセッサー
  • パワーアンプ
  • スピーカー

カーオーディオの使用用途

カーオーディオを使うと、車内でラジオや音楽を楽しむことができます。長時間の運転となると退屈さを感じることもありますが、カーオーディオから音楽が流れるだけでも気分転換になり、居眠り運転の防止に役立ちます。

また、モデルによってはカーナビで目的地まで案内してもらえたり、テレビやYouTubeを楽しむことも可能です。3列シートなど大きな車では、後部座席にカーオーディオが備わっている場合もあります。

カーオーディオの原理

カーオーディオから音が流れるまでの原理は、以下の通りです。

  1. ヘッドユニットでCDやDVD、SDカードなどのデータを読み込んで再生します
  2. ヘッドユニットで再生した音を、パワーアンプで増幅させます
  3. パワーアンプで増幅させた音を、スピーカーで鳴らします

以上の3つはホームオーディオと同じ原理ですが、カーオーディオではプロセッサ―と呼ばれる部品での調整が必要です。自宅と異なり障害物が多く、振動により音がブレやすい環境であるためです。プロセッサーによって障害の多い車内環境でもノイズを抑え、車内のどの場所でも音楽を楽しむことができます。

カーオーディオのその他情報

カーオーディオのその他情報として、音質を上げる方法を3つ紹介します。

1. スピーカーを変える

純正でついているスピーカーの材質は、軽量かつ低コストです。再生音域は狭く、特に高音を苦手とするため、音がこもって聞こえます。最大出力も低く、大音量や重低音では音割れしやすいです。

しかし、スピーカーを変更すると再生できる音域や出力が変わります。スピーカーには以下の2種類があるため、用途に合ったものを選択することが大切です。

  • コアキシャルスピーカー
    低音域から高音域まで1つのスピーカーで対応しています。取り付けしやすく、価格も安いことが特徴です。
  • セパレートスピーカー
    ウーファー (低音域) 、ミッドレンジ、ツイーター (高音域) が別々のスピーカーとなっています。コアキシャルスピーカーより音質は良いですが、取り付けが大変で高価です。

2. デッドニングを行う

デッドニングは車の鉄板部分に制振材や吸音材を貼ることです。ドアの鉄板部分にデッドニングを行うことで、スピーカー周辺の振動などを抑えることができます。他にも、タイヤと路面の摩擦によって発生する「ロードノイズ」を抑えたり、車外からの騒音を遮ったりする効果もあります。

3. ヘッドユニットを変える

ヘッドユニットを変えることも、音質向上に効果があります。純正のヘッドユニットよりアンプの出力が高かったり、音域ごとの出力を変更する「イコライザ―設定」などで細かく変更できるためです。さらに、ヘッドユニットを変えることでハイレゾ音源への対応やカーナビ機能の活用、YouTube動画の再生なども可能です。

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