ユニジャンクショントランジスタ

ユニジャンクショントランジスタとは

ユニジャンクショントランジスタ (UJT) とは、3端子の半導体素子です。

主に電圧制御型スイッチング素子として動作し、低電圧での動作が可能です。この特性から、発振回路やタイミング回路などに利用されます。UJTは発振回路、タイミング回路、センサ回路、制御回路など、さまざまな場面で活用されています。

UJTの動作原理は、エミッタとベースの間に電圧をかけると、エミッタ電流が急激に増加するという特性を利用します。これにより、発振動作やスイッチング動作を実現します。発振動作では、抵抗とコンデンサを接続し、定周波での発振を行います。スイッチング動作では、パルス電圧を印加してスイッチとして機能します。