高温セラミック接着剤

高温セラミック接着剤とは

高温セラミック接着剤とは、高温環境下でセラミック同士を接着するための接着剤です。

通常の接着剤とは異なり、高い耐熱性と耐火性を持ち、1000℃を超える高温でも接着力を維持します。主に半導体製造装置、医療機器、航空機部品などの製造や修理に使用されます。高温セラミック接着剤は、無機粘着剤と添加剤から成り立っています。無機粘着剤はシリケート系やアルミナ系などが使われ、高温でも安定した接着力を発揮します。

使用する際には、接着面の処理を行い、接着剤を塗布して加熱し、硬化させます。特徴としては、1000℃を超える高温でも接着力を保持する耐熱性や、高温での火災にも耐えられる耐火性が挙げられます。また、高い接着強度や化学性、耐久性も持ち合わせています。