構造用接着剤

構造用接着剤とは

構造用接着剤とは、建物の骨格を支えるために使用される接着剤です。

構造用接着剤は、主にエポキシ樹脂、硬化剤、添加剤から成り、これらの成分が混合されると硬化剤と反応してエポキシ樹脂が硬化し、強力な接着膜を形成します。この接着膜は、構造物の接合に適しており、高い強度と耐久性を持っています。

構造用接着剤の活用場所は、鉄骨同士の接着、コンクリート同士の接着、鉄骨とコンクリートの接着、FRP(繊維強化プラスチック)の接着、木造建築の接着などがあります。構造用接着剤の特徴は、高い接着力で構造物を強固に接合できること、長期間の荷重にも耐えられる耐久性があること、耐震性や耐火性に優れていること、そして比較的簡単な作業で施工できる作業性があることです。