汚水ポンプステーション

汚水ポンプステーションとは

汚水ポンプステーションとは、汚水を貯留、処理、揚水して下水処理施設に送る設備です。

主に地形的に低い場所や高層ビル、トンネル、河川、離島などで使用されます。動作原理は貯留、処理、揚水の3ステップで構成され、汚水ポンプステーションはポンプ槽、スクリーン、沈殿槽、ポンプ、制御装置から成り立っています。

この設備の特徴として、重力排水システムでは対応できない場所でも効率的に排水処理が可能であり、悪臭や汚水漏れを防ぎ、省スペースで設置できるタイプも存在します。自動制御機能、環境負荷軽減、安全性の向上も挙げられます。利用時の注意点としては、臭気や騒音対策、法規制の遵守が挙げられます。