静電容量圧力計

静電容量圧力計とは

静電容量圧力計とは、圧力によって静電容量の変化具合を測定して圧力を計測する装置です。

動作原理は、圧力センサーの静電容量が圧力によって変化することを利用しています。静電容量圧力計には単板式と多板式の2つの基本タイプがあり、単板式は構造が簡単でコストが安く、多板式は高い測定精度を持ち、高精度な用途に適しています。

静電容量圧力計は液体では水や油、化学薬品の圧力測定、気体では空気やガスの圧力測定に使用されています。仕組みは圧力センサー、信号処理回路、表示装置の3つの要素で構成され、圧力センサーは通常金属製で圧力によって静電容量の変化を示し、信号処理回路はこの信号を処理して圧力値に変換し、表示装置はその値を表示します。