ボンデッドシール

ボンデッドシールとは

ボンデッドシールとは、金属とゴムを接着して作られたシールです。

金属とゴムの特性を活かし、高いシール性能と耐久性を備えています。動作原理は、金属の表面にゴムを流し込んで接着し、金属とゴムの圧力差によってシールする仕組みです。このプロセスにより、ゴムが金属に密着し、圧力がかかると変形して隙間をなくし、シールします。

ボンデッドシールは油圧機器、水道管、配管、自動車部品、機械部品など様々な場所で活用されています。その特徴は高いシール性能、耐久性、耐熱性、耐薬品性、軽量、コンパクト性が挙げられます。ただし、利用する際には金属とゴムの接着が不十分だとシール性能が低下し、高温や高圧での使用では接着が剥がれる可能性があるため注意が必要です。