アクメスクリューとは
アクメスクリューとは、アメリカとイギリスの規格に基づく台形ねじです。
その特徴は29°のねじ山角度、おねじ外径の表現にインチ寸法（分数）が使われていることです。ピッチは1インチあたりの山数で定められています。ねじには一般的に「おねじ」と「めねじ」の二種類が存在し、それぞれの断面を見ると、山と谷が観察されます。おねじは円筒面にらせん状のねじ山を備えたねじであり、一方でめねじは穴の内面にねじ山が配置されたねじです。
ボールを使用しないため製作が比較的安価であり、自重落下しないという特長があります。また、小さいピッチでの製作が可能であり、ボールが落下する心配がない点も利点の一つです。低山アクメスクリューは、弁の操作などに適していることが知られています。