脈動ダンパー

脈動ダンパーとは

脈動ダンパーとは、ポンプやバルブなどの機器運転に伴う脈動を吸収・緩和する装置です。

主な用途には、ポンプやバルブの脈動吸収、配管の振動や騒音の低減、機器の損傷防止が挙げられます。

また、エアダンパーと液体ダンパーの2つの主要な種類が存在し、エアダンパーは、空気を用いて脈動を吸収する装置です。ダンパー内に封入された空気が、ポンプの運転に伴う脈動による空気の圧力変動に応じて動作し、脈動を吸収・緩和します。
一方、液体ダンパーは、液体を利用して脈動を吸収する装置です。ダンパー内に封入された液体が、ポンプの脈動による液体の圧力変動に対応して動作し、脈動を吸収・緩和します。エアダンパーよりも脈動吸収性能が高いが、構造が複雑でコストが高いという特徴があります。