容積型ポンプ

容積型ポンプとは

容積型ポンプとは、液体の移動に用いられるポンプの一種です。

ポンプ室の容積変化によって液体を吸い込んだり吐き出したりする仕組みを持ちます。往復運動型と回転運動型があり、ピストンやローターによる動作でポンプ室の容積を変化させます。容積型ポンプは工業用、家庭用、自動車などさまざまな場面で利用され、工業用では水や油の送液、家庭用では水道や給湯、自動車ではエンジンやブレーキなどに応用されています。

動作原理は、ポンプ室の容積変化により液体を吸い込み、次にポンプ室の容積が増加すると液体を吐き出します。この特徴により、定量性が高く、一定の流量を保つことが可能で、高圧にも耐えられ、比較的シンプルな構造であるためメンテナンスが容易です。