はんだ線

はんだ線とは

はんだ線とは、はんだ付けに使用される、錫と鉛の合金から成る棒状の材料です。

はんだ付けは、はんだ線を溶かして金属同士を接合する方法であり、はんだ線の特徴的な低い融点は、この作業を容易にします。はんだ付けの基本的な手順は、部品表面の清掃、ハンダゴテを使用してはんだ線を溶かす、そして溶けたはんだを部品の接合面に流し込む、といったものです。

主に2つの種類のはんだ線があります。まず、鉛入りはんだ線は、錫と鉛の合金で構成され、低い融点と作業しやすさが特徴です。次に、鉛フリーはんだ線は、錫と鉛以外の金属から作られ、環境への鉛の懸念から生まれました。この鉛フリーはんだ線も広まりつつあります。