エアソーとは、空気を動力源として使用することで作動する鋸（のこぎり）です。
主に工業や自動車修理などの分野で使用されています。エアコンプレッサーから供給される高圧の空気を動力源として使用しています。エアソーには、エアモーターと呼ばれる装置が組み込まれており、圧縮空気のエネルギーを器械的なエネルギーに変換する役割を果たしてます。エアモーターは受け取った高圧の空気を使って回転し、その回転エネルギーを伝達装置を介して鋸刃に伝えることで、鋸刃が回転し、材料が切断されます。
高い回転数で動作できるので、素早く正確な切断が可能です。また、切断する素材に合わせ、木材、金属、プラスチックなどに使用できるさまざまな刃を取り付けることができます。
エアインテーククリーナーとは、エンジン駆動機械において、外部から取り入れる空気をきれいな状態でエンジンに供給するための装置です。
エアインテーククリーナーは、エンジンへの空気供給口であるエアインテークに取り付けられ、大気中の塵や異物を取り除く役割を果たします。エンジンがクリーンな空気を吸引することで、燃料の効率的な燃焼が促進され、エンジンの性能向上や燃費の向上が期待できます。エンジンへの異物が混入しないことにより、エンジンの故障やパフォーマンスの低下を引き起こすことを防ぐことができます。
一般的なものには、交換可能なエアフィルターを備えたものや、洗浄可能なタイプのものがあります。
エアコールドチラーとは、空気冷却式の冷却装置です。
通常、冷却装置は冷媒を使用して熱を除去し、空気冷却式の場合、周囲の空気を利用して熱を放熱します。一般的な冷却装置には、空気冷却式と水冷却式があり、エアコールドチラーは、空気冷却式の冷却装置で、冷媒を循環させ、熱交換器を通して外部の空気と熱交換して冷却します。これにより、水冷却式のように水を使用する必要がなく、設備や環境への影響が少なくなります。
エアコールドチラーは、工業用プロセス冷却、ビルディング冷暖房、食品製造などさまざまな分野で利用されています。特に、水が制約される環境や水の使用が難しい場所で有用です。
ホワイトメタルとは、通常、錫（すず）、鉛、アンチモン、ビスマスなどの金属からなる合金です。
「バビットメタル」とも呼ばれています。融点が低いという特徴があり、これにより容易に溶かして形状を変えることができるといった特性があるため、金属の鋳造や加工に適しています。また、滑りやすい性質を持っており、潤滑材料として使用されることがあり、軸受けなどの機械部品での摩擦軽減に役立ちます。
エンジンやタービン、発電機といった機械の軸受けなどの部品に主に使われています。その他にも、低い融点と流動性が、複雑な形状や細部を再現するのに適しているため、金属の模型や工芸品を製造するために合金として流し込む際に使用されています。
溶接エプロンとは、溶接作業時に保護目的で使用される特殊なエプロンです。
溶接作業では、高温の火花や飛散する金属粒子、そして紫外線や赤外線などの放射線から身を守る必要があるため、耐熱性や防護性の素材で作られたエプロンが使用されています。主な特徴には、耐熱性、防護性、耐久性などがあります。また、作業者が身を守りながら作業効率を維持できるようにデザインされています。
溶接エプロンは通常、アラミド繊維、ノモレスといった耐熱性や耐火性がある合成繊維、金属粒子や熱から保護するため耐熱性がある特殊な皮革、軽量でかつ高い熱反射性を持つアルミニウム複合材料などの素材からつくられています。
ウォーターマニホールドとは、水を供給または分配するための装置や構造物です。
一般的に、建築や工業用途で使用され、複数の水源から水を受け取り、それを必要な場所や設備に配送する役割を果たしています。
複数の入口や分岐点があり、それぞれが異なる水源から水を受け取ることができる分岐構造があります。受け取った水は、専用の配管を通じて建物内のさまざまな場所や設備に供給され、異なる箇所で均等な水圧や水量を確保することができます。 また、大規模な建築物や施設では、ウォーターマニホールドには制御装置が組み込まれており、必要に応じて水の供給を調整したり、緊急時にはシャットオフする機能が備わっていることがあります。
壁掛け排気ファンとは、特定の場所や空間から空気を排気するために壁に取り付けられるファンです。
壁掛け排気ファンは、トイレ、浴室、キッチンなどの湿気の多い場所や、臭気や煙を除去するために使用され、空気の新鮮な供給と室内の換気が促進されます。工業用や商業用の施設では、機械や設備の冷却のためにも壁掛け排気ファンが使用され、熱を発生する機器の周りの空気が循環し、冷却が効果的に行われます。
壁に取り付けることができるため、天井や床のスペースを占有せず、場所を選ばずに設置できる、特定の空間から空気を迅速に排気する能力があり、湿気や臭気の問題を軽減することができるといった特徴があります。
振動タンブラーとは、物質を振動させることで混合、撹拌、研磨などの目的で使用される装置です。
固体の粉末や液体などの異なる材料を均一に混ぜたり、微粉末を均一にするために利用されます。化学工学や材料工学の研究で使用されたり、金属部品の仕上げや研磨で使われたり、製薬業界での錠剤のコーティングなど幅広い分野で利用されています。
振動タンブラーは、通常、振動を生成するための電動機や振動源を備えた容器または構造物から構成されており、材料は容器内に配置され、振動が加えられることで、材料同士が均一に混ざります。振動は、直線的なものから円運動までさまざまなパターンで生成することができます。
UV接着剤とは、紫外線硬化型接着剤のことであり、特定の波長の紫外線にさらされると硬化する特殊な接着剤です。
UV接着剤は液体状で、接着対象物に塗布した後、紫外線ランプや特定の紫外線装置で照射して硬化させます。UV接着剤は、迅速な硬化、強力な接着力、透明性、化学的な耐性などの特性を持っているため、光学機器の組み立て、電子機器の製造、医療機器の組み立て、ジュエリーの製造、木工、印刷業界などで利用されています。
一般的に、UV接着剤は、液体状で紫外線にさらされることで反応が起こり、高分子化して硬化する光硬化性のモノマーが主成分となっています。そのほかに、光硬化剤、増粘剤、添加剤も使われています。
チューブグラインダーとは、金属やプラスチックなどのパイプやチューブ状の素材を削り、研削し、形状を整えるための工具です。
主に工業や製造業の現場で使用されており、素材の表面を削り取り、研磨して均一な仕上がりを実現する削り取りと研削、素材を所定の形状に整える形状整え、チューブを所定の長さへ切断するといった機能があります。金属やプラスチックなど、さまざまな種類の素材に対応しています。
チューブグラインダーには、表面にダイヤモンドなどの粒子が取り付けられたグラインディングホイールと呼ばれる円盤状のツールがあります。このグラインディングホイールを加工物に当て、ゆっくりと移動させながら、素材を削り取っていきます。