ジェットスキー

ジェットスキーとは

ジェットスキー

ジェットスキーは、小型船舶の一種である水上オートバイの呼び名の一つです。元はカワサキモータースが1970年代に製造を開始した、水上オートバイのブランド名でした。それが水上オートバイを置き換える普通名称として使われるようになりました。

殆どのジェットスキーは、推進装置としてウォータージェットを採用していて、水上を40ノットから50ノットの高速で走ることができます。舵は陸上を走るオートバイと同様に、一本バータイプになっています。舵の操作と乗員の体重移動の両方で、船体の向きを変えます。

船体には、立って乗る1人乗りのスタンドアップタイプと、直列のシートに1名から4名が座れるランナバウトタイプの、2つのタイプがあります。

ジェットスキーの使用用途

ジェットスキーは、水上で乗って楽しむために開発されました。そのため、ジェットスキーに乗ること自体がレジャーと言えます。その他の使用方法には、海上を比較的長距離移動するツーリング、水上スキーの牽引、釣りにおける水上移動などがあります。

水上スポーツとしての楽しみ方では、一定のコースを走って走行時間の短さを競うタイムトライアルや、複数のジェットスキーが同時に走って順位を争う、レースなどがあります。

一方で実用面では、素早く発進できて高速走行ができる利点を活かして、各地の消防署や警察署等で、水難救助や警備活動に利用されています。

2003年の法改正以降、日本国内でジェットスキーを運転するためには、特殊小型船舶操縦士免許が必要となりました。

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