サウンドアブソーバ

サウンドアブソーバとは

サウンドアブソーバとは、音を吸収し減衰させる装置です。

音は空気中を伝播し、物体や表面に当たることで反射や拡散を起こしますが、サウンドアブソーバはこの音のエネルギーを吸収して減衰させる役割を果たします。

劇場やコンサートホールでは、音楽や演劇の演出に影響を与える残響をコントロールするため、また、オフィスや学校、病院などの建築物では、外部からの騒音を遮断するためにサウンドアブソーバが取り入れられています。サウンドアブソーバは音響設計だけでなく、車内や航空機内などの密閉空間でも重要な役割を果たしています。乗り物内部ではエンジンや風切り音などの騒音を抑制し、快適な乗り心地を提供するためにサウンドアブソーバが使用されています。