フリップフロップIC

フリップフロップICとは

フリップフロップICとは、デジタル回路で使用される基本的なメモリセルです。

フリップフロップICは、データを保持できる2つの安定状態、「0」と「1」を持っており、クロック信号によってその状態が切り替わります。

フリップフロップICには、シンクロナスとアシンクロナスの2つのタイプがあり、シンクロナスタイプはクロック信号に同期してデータを保持または切り替えます。一方、アシンクロナスタイプはクロック信号とは無関係に動作します。これらはコンピュータのレジスタ、カウンタ、メモリセルなどに広く使用されており、データの一時保存、状態の保持、タイミング調整などに不可欠な役割を果たします。