ループ検出器

ループ検出器とは

ループ検出器とは、金属物体や導電性物体を検出するためのセンサーです。

動作原理は、金属物体や導電性物体がループを通過することでループの電流が変化することを利用しています。常時通電モードでは、通常は電流が流れており、物体の通過によって電流が減少し、これを検出して物体の有無を認識します。パルス通電モードでは、パルス状の電流を流し、通過する物体によって電流のピーク値が低下する変化を検出します。

ループ検出器は防犯、セキュリティ、交通管制などで使用され、金属物体や導電性物体の存在を検出できます。基本的な構成は、ループ、検出器、出力回路の3つで、金属製のワイヤーで構成されるループ、電流変化を検出する検出器、検出結果を出力する回路から成り立っています。