ブランクパネルとは
ブランクパネルとは、空いてしまったスペースにはめ込んで隙間を埋める目的で使用されるパネルのことです。
ブランクパネルの「ブランク」とは、隙間のことを意味しています。
ブランクパネルの使用用途
空いているスペースや使用しないスペースにはめ込んで、埃やごみなどが入ることを防ぎます。
また、空気の通り道を作ることで通気性をよくして機材を熱から守るなど幅広い用途に用います。データセンターなどの空調や温度管理が重要視される場所で使用されています。
使われていないスペースの目隠しとして使用するほか、電子機器のパネルカットの目隠しでも使用します。
ブランクパネルのその他情報
目隠しや防埃効果以外にも、ブランクパネルによって、空気の流れを管理できます。
データセンターでは、機器から排出される熱気により室内温度が上昇しないための対策として、機器同士の間に隙間ができないようにすることがあります。サーバーを上下に配置すると、サーバー間に空気の流れが生まれ、かえって熱がこもってしまいます。その際、ブランクパネルで不要な隙間を埋めることで、熱気が環流し結果的に室内温度が約10度も変わる場合もあります。
参考文献
https://www.monotaro.com/k/store/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB/
https://ntec.nito.co.jp/content/pcategory.html?code=C686-C833-C815
https://www.panduit.co.jp/column/naruhodo/4319/