シュリンク包装

監修: サトルパック株式会社

シュリンク包装とはシュリンク包装

商品(包装物)を熱収縮フィルムで包み、熱をかけてフィルムを収縮させ、商品(包装物)の形状に密着させる包装です。熱に反応して縮小するフィルムですので様々な商品に対応できます。シュリンクは、「縮小」「収縮」「縮む」という意味です。近年シュリンクフィルムメーカーの開発も進み、シュリンクフィルムの種類や厚さ等も増えてきております。フィルムの厚さを上げれば強度も強くなり、重量物や突起のある包装物にも対応できます。

シュリンク包装の使用用途

シュリンク包装は、密閉包装を必要とする食品や化粧品、医薬品など、様々な製造分野において活用されます。

以下に、使用例の一部を列挙します。

  • 箱(化粧箱、ギフト箱、段ボール箱、御節、プラスチックボックス、通関箱など)
  • 容器(食品、食品トレー、フードパック、弁当、丼、紙皿、スプレーボトル、ボトルなど)
  • 柔らかいもの(スポンジ、タオル、衣服、シューズ、パン、ぬいぐるみなど)
  • 特殊な形(玩具、介護用品、冷凍かに、置物、機械部品など)
  • 重量物(印刷物、木材、基盤シート、籠盛、機械部品など)
  • 台紙に固定(通半事業商品、輸送保護、生活用品、化粧品、医薬品、自動車部品など)
  • 3次元測定サービスの原理

 L型シュリンク包装機の種類

1. 簡易型シュリンク包装機

L型シーラー機とシュリンクトンネルが1台の機械になっており、1回のサイクルで包装・シュリンクが完了する小ロット多品種向けの機械。省スペースでの設置、電源さえあれば使用可能です。

・1分間の生産数:〜4個

・多品種・小ロットの包装を行いたい方

2.半自動シュリンク包装機

自動シュリンク包装機のL型シーラー部が人手で商品(包装物)を投入、フットスイッチかサイクル運転により包装させシュリンクトンネルでフィルムを収縮させる。自動機よりは少し生産能力は劣ります。

・1 分間の生産数:〜10 個
・複数品目の包装を行いたい方

3.自動シュリンク包装機

商品(包装物)はコンベア上に乗せるだけでフィルムで商品を包む自動L型シーラー機とフィルムを熱収縮させる為の炉、シュリンクトンネルから成り立つ量産タイプの機械です。

・1 分間の生産数:〜20 個
・1 つの品目で量産を行いたい方

本記事はシュリンク包装機を製造・販売するサトルパック株式会社様に監修を頂きました。

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