自動調整弁

自動調整弁とは

自動調整弁とは、流量、圧力など流体の状態を自動的に設定値に調整する弁です。

主に「自力式」、「他力式」に分けられます。

  • 自力式
    外部からの動力を必要とせず、流体によって作動します。例えば、圧力調整弁は、流体の圧力差を利用して開度を調整します。
  • 他力式
    外部から動力を供給するアクチュエータを利用して作動します。例えば、電磁弁は、電磁コイルの磁力を利用して開度を調整します。

工場やプラント、ビルなどの設備で使用されています。

  • 機器や配管などの圧力調整。
  • ボイラーや冷蔵庫などの温度調整。
  • 燃料供給装置や化学プラントなどでの流量調整。
  • タンクや液槽などの液位調整。

自動調整弁は、省力化や安全性の向上に重要な役割を果たしています。