受動型赤外線検出器

受動型赤外線検出器とは

受動型赤外線検出器とは、遠赤外線を感知する装置のことです。

検出器自体は赤外線を発射せず、人体表面から放出する赤外線を受信し、検出します。一般的な用途としては、モーションセンサーとして広く使われています。人や動物などが赤外線を発することを検知し、それに応じてライトやアラーム、セキュリティシステムなどを制御するのに使われています。

主な種類は、赤外線によって発生した熱エネルギーの変化を測定し、温度変化を検知するボロメトリック型、熱エネルギーに応じて発電するピロ電気体を使用するピロ電気型、磁場の中で赤外線によって発生する変化を検出するファラデー効果型などがあります。