アイスクリーム殺菌装置

アイスクリーム殺菌装置とは

アイスクリーム殺菌装置とは、アイスクリームの原料となる乳製品や卵製品を加熱殺菌するための装置です。

乳等省令という規格によれば、アイスクリームの原料は摂氏68度で30分間加熱し殺菌するか、同等以上の殺菌効果が必要です。仕組みは主にバッチ式と連続式に分かれ、安全性向上と品質向上が特徴です。

この装置は主に低温殺菌と高温短時間殺菌の2つの原理に基づいて動作します。低温殺菌は、63〜72℃で30〜60分間加熱し、原料の風味や栄養価を損なわない特長があります。一方、高温短時間殺菌は80〜90℃で1〜2分間の加熱で高い殺菌効果を持つが、風味や栄養価が損なわれる可能性があります。